東京五輪代表の脇本雄太(32=日本競輪選手会)が銀メダル、新田祐大(35=同)は、銅でともに金メダルを逃した。

優勝はゾニス(マレーシア)だった。

脇本、新田に山崎賢人の3人が決勝に進出。レースは、3番手にいた新田が後方の脇本らを警戒している間に、先頭にいたゾニス(マレーシア)に大逃げを打たれ、振り切られた。

脇本は「日本人同士でにらみ合う形になった。自分の反応が遅かったのが一番の敗因」と悔しさをにじませた。新田も「相手を甘く見すぎたし、自分の力を過信しすぎた。これが五輪じゃなくて良かった」と振り返った。最終日のスプリントで五輪代表の意地を見せる。