優勝の小堀倭加(わか、20=セントラル戸塚)と2位の難波実夢(みゆ、18=MGニッシンSSマコト)が、東京五輪代表2枠に内定した。

残り15メートルで逆転した小堀が4分06秒34、難波が4分06秒36。100分の2秒差という大接戦を演じた2人は、ともに五輪派遣標準記録の4分07秒10を切って東京切符をつかんだ。

選考会で2人同時に五輪代表が内定するのは04年アテネ五輪前の山田、柴田以来となった。

以下、小堀と難波のレース後のコメント。

【小堀】

-レースを振り返って

ジャパンオープンが終わってから、不安しかなくてうまく練習もできなかったんですけど、三好先生をはじめ、たくさんの方々に支えてらって、応援してもらえたので、こうやって結果を出すことができて良かったです。

-素晴らしい追い上げだった

ラスト15メートルが勝負だと思っていたので、最後の15メートル力を振り絞って、最後に差せたのはすごい良かったです。

-五輪内定。どんな舞台か

高校1年生のころまでは夢の舞台だったんですけど、高校2年生ぐらいから自分も出たいと思い始めて、やっとこうやって夢をかなえることができたので、五輪では、もっといいタイムで泳ぎたいなと思います。

【難波】

-五輪内定。今の気持ちは

最後、差されてしまったんですけど、ずっと自分の夢だったオリンピック、内定することができてホッとした気持ちでいっぱい。

-自己ベストを更新するペースでレースを引っ張り、最後も自己ベスト更新で内定

今まで自己ベストを出せなかったのは、前半消極的になってしまった部分が多かった。そこは悔いのないように前半から行こうと決めてました。

-五輪に向けて

もっと上のタイムを目指して、日本記録も出していきたいなと思います。