東京オリンピック(五輪)の聖火リレーは30日、群馬県でスタートした。福島、栃木両県に続いて3県目。館林市のつつじが岡公園を出発し、大泉町、太田市へとトーチが巡る。

大泉町では県立渋川工業高教諭で、ラグビー部顧問の岩崎一芳さん(54)が登場。大学時代にラグビーの試合中に頸椎(けいつい)を損傷、ラグビー部員の協力を得ながら大学に通い、県内初の車いすの高校教諭になった。

太田市では2019年のラグビー・ワールドカップで活躍した堀江翔太選手(35)が走る。

午後は桐生市などを経て前橋市で、国際オリンピック委員会(IOC)名誉委員の猪谷千春さん(89)につなぐ。(共同)