トライアスロンの世界シリーズ横浜大会(15日・山下公園発着特設コース)の主催者が14日、市民やファンにあらためて来場自粛を呼びかけた。

選手らによる前日記者会見に先だって、大会側が感染対策などを説明。専用移動車やホテルの動線分離、最多7回のPCR検査を実施など徹底した「バブル方式」をとることとともに、一昨年は46万5000人に達した観戦者に対し「テレビとオンラインで声援を」とした。

統括団体ワールド・トライアスロン副会長で日本トライアスロン連合専務理事の大塚真一郎氏は横浜市と市民に感謝の意を表すとともに、16日の一般レースも含め参加者、関係者約4000人全員のモニタリングを行うと説明。「新型コロナ下での、新しいロードレーススポーツのスタイルにしたい」と話した。