ビーチバレー男子の長谷川徳海(36=愛媛県競技力向上対策本部)高橋巧(29=ANAあきんど)組、女子の長谷川暁子(35=NTTコムウェア)二見梓(28=東レエンジニアリング)組が30日、オンライン会見で東京オリンピック(五輪)日本代表チーム代表決定戦への意気込みを語った。

代表決定戦は5月22、23日(男子は大阪・グランフロント大阪、女子は東京・立川立飛)に行われる。2回負ければ敗退となるダブルエリミネーション方式が採用され、男女各6チームが開催国枠の「1」を懸けて優勝を目指す。

この日出席した長谷川徳海と暁子は、夫婦で五輪を目指す。妻は「(五輪は)お互い狙える位置にいると思っている。大会が同じ日にあるのでまずは自分のことを頑張ることによって、主人のことも応援できると思う」。新型コロナウイルスの影響で五輪1年延期になっても、夫と共に乗り切った。「家にいる時間が長くなった分、2人で(競技)映像を一緒に観たり、ビーチバレーを深める時間になった」。パワーと高さを武器に代表権獲得を狙う。

夫の徳海は「(一緒に)出れたら、出れたで良かったねというかんじです」と冷静。今では周りの応援してくれる人たちの夢になっている自身の五輪出場へ、ペアを組む高橋との飛躍を誓った。【平山連】