【かわいい】DeNA小園健太がイオンで買った「快感えぐい」たしなみ/連載〈28〉

DeNA小園健太投手(20)がプロ2年目の今季、ファームで先発ローテーションを回っています。昨季はファームで体づくりに励み、オフの自主トレでは中日涌井に弟子入り。着実にステップアップする背番号「18」に、2年目の変化や今の率直な思い、後輩との交流や今後の目標などを聞きました。

プロ野球

◆小園健太(こぞの・けんた)2003年(平15)4月9日、大阪府貝塚市生まれ。貝塚一中では貝塚ヤングに所属し、高校でもバッテリーを組む松川と全国制覇。市和歌山では1年春からベンチ入り。3年春にセンバツ出場。21年ドラフトで2球団の1位指名を受け、DeNA入団。背番号は三浦監督がつけた「18」を継承。今季推定年俸1200万円。185センチ、90キロ。右投げ右打ち。

「大崩れしない」メンタル

――昨季は2軍戦で3試合の登板だったが、今季は先発で登板を重ねる

小園去年は体づくりがメインっていうこともあって、今年が実質1年目と思ってるんで、そこで2軍のローテーションをしっかり守りながら、1軍も狙いたいっていうふうには思っていたので、最低限できてるかなと思います。

――プロ2年目で成長した部分は

小園まだまだ足りないことも多いですけど、自分なりの打ち取り方であったりとか、バッターの嫌がるところを攻められた時もありましたし、対戦して分かっていくものもあるので、投げ続けてるからこそ、つかんできてる部分はあるのかなと思います。

オープン戦で巨人の中田翔を中飛に仕留める=2023年3月

オープン戦で巨人の中田翔を中飛に仕留める=2023年3月

――1軍デビューへの思いは

小園オープン戦まで1軍でやらせてもらって、1軍の空気感とか、試合に臨む姿勢とか良い部分を吸収できたので、やっぱり1軍に上がりたいっていう気持ちもすごく強いですし、そのためにはもっと結果を出して、アピールしていきたいなと思っています。

――現在の課題は

小園一番は球速が日によって結構変わってくるので、そこを安定させていきたいなっていうのは思っています。制球面に関しては徐々に改善されていってますけど、プロは甘い球は逃してくれないのでもっと突き詰めていきたいです。

オープン戦後、三浦大輔監督とタッチを交わす=2023年3月

オープン戦後、三浦大輔監督とタッチを交わす=2023年3月

――周囲からは投球センスを評価されるが、自身の強みは

小園大崩れしないところかなっていうのは思っていて、複数失点してしまうことはあるんですけど、そこを次に持ち越さないというか、いい意味でスパッと切り替えられるのが、自分の強みじゃないかなと思っています。

ドラ1バッテリー松川に「どうやった?」

――市和歌山でバッテリーを組んだロッテ松川とは2軍戦で対戦したが、今の関係性は

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。