【巨人今村信貴】18時のTV「おかあさんといっしょ」→ナイター…虎視眈々/連載8

チームには、さまざまな役割があります。プロ13年目のシーズンを迎えた巨人今村信貴投手(30)は、チームが勝つために、自らが1軍で活躍するために与えられた役割で力を発揮することを目指します。シーズン開幕は2軍スタートだったが、チャンスを与えられたその時に向け、ファームで準備を進める背番号「26」に思いを聞きました。

プロ野球

今村信貴(いまむら・のぶたか)1994年(平6)3月15日、大阪生まれ。11年ドラフト2位で大阪・太成学院大高から巨人に入団。13年9月23日の広島戦でプロ初勝利。18年8月5日の中日戦でプロ初完封。21年から背番号「26」。プロ通算173試合に登板し、25勝22敗、防御率4・03。180センチ、90キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸4200万円。

■「1軍の空いたピースにはまるように」

――春季キャンプから2軍での調整が続くが、今の率直な思いは

ドラフトやトレードなどでピッチャーをいっぱい取りましたし、年齢も30になって、チャンスは少なくなるのは自分でもわかっています。その中で自分は中継ぎでも長いイニングが投げられる方なので、1軍に上がった時には「どこでも行きます」っていうアピールをしていかないといけないと思っています。

――自らの立場を理解した上で、ポジションにはこだわらず、腕を振る覚悟

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。