【ロッテ西野勇士】半袖右腕の匠けん制「コツですか?秘密です(笑)」の続き/連載2

ロッテ西野勇士投手(33)が、5日のDeNAとのオープン戦に先発して、小雨がぱらつき、気温8度と冷え込む中でも半袖で熱投しました。3回1失点の好投で、内定する開幕2カード目の4月2日のソフトバンク戦に向け、順調な調整をアピール。3回には俊足の森敬をけん制で刺し、経験豊富なマウンドさばきも披露しました。試合後は自身の投球を冷静に振り返りながら、順調に進む調整、半袖で投げた理由、けん制の裏側などについても語りました。

プロ野球

西野勇士(にしの・ゆうじ)1991年(平3)3月6日、富山県生まれ。新湊では3年夏の県大会決勝で高岡商に敗れ甲子園出場ならず。08年育成ドラフト5位でロッテ入団。12年オフに支配下選手登録された。14年から2年連続シーズン30セーブ以上。23年は先発を務めて8勝(5敗)を挙げた。14年日米野球で日本代表入り。プロ通算288試合に登板し、29勝29敗88セーブ、防御率3・02。183センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸8500万円。

■球速150キロも計測

――前回登板は変化球の制球を課題に挙げたが、今日の出来は

良かったです、本当に。球速的にも結構戻ってきましたし、シュートもだいぶ決まってたんで、少しそこはホッとしたなと思います。

――フォークでも三振が奪えた

そうですね。3回ぐらいになったら、ちょっと抜け始めたんで、もちろん乾燥とか、いろいろあると思うんですけど、全体的に見たら結構良かったと思うんで、(開幕までに)このままちょっとでも良くしていければいいなと思います。

――今日の登板で確認したかったことは

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。