【DeNA石田健大】開幕ローテ落ち…思うトコロを聞きに横須賀DOCKへ/連載13

DeNA石田健大投手(31)が、プロ10年目のシーズン開幕を2軍で迎えました。ローテーションは東、平良、大貫、ジャクソン、浜口、中川颯でスタート。先発の層が厚く、開幕の切符を逃しました。昨オフ国内FA権を行使し、ヤクルトからオファーが届きながらも、熟考した末にベイスターズ愛で4年の複数年契約で残留。1軍昇格を目指し、ファームで調整する左腕に取り組む課題、今の思いなどを聞きました。

プロ野球

◆石田健大(いしだ・けんた)1993年(平5)3月1日、広島市生まれ。広島工では1年夏からベンチ入りし、2年秋からエース。3年春の広島県大会は2回戦でノーヒットノーランを達成した。3年春の中国大会優勝も、甲子園出場はなし。法大では東京6大学リーグ通算19勝16敗。14年ドラフト2位でDeNA入団。昨季は23試合の登板で4勝9敗、防御率3・97。通算239試合で、37勝43敗、防御率3・47。昨季は5年ぶり3度目の開幕投手を務めた。180センチ、85キロ。左投げ左打ち。23年12月に総額4億円規模の4年契約で更改した。

「探してる最中かな」

――4月12日のイースタン・リーグのヤクルト戦(横須賀)に先発し、5回無失点の好投で今季2勝目を挙げた。今日の手応えは

そうですね。ボチボチっていう感じですかね。

――現在、ファームで取り組んでいることは

いろいろ投げ方とか、体の使い方を言ってもらえるんですけど、自分に合うものを探してる最中かなと思いますし、でも、ボールの強さだったりっていうところをもっともっと出していかないといけないんで、そこは自分の中のテーマでもあります。

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。