【日本ハム野村佑希】監督指名の大役へいざ開幕!失敗しない「4番」レシピとは…!?

あとは結果を出すのみ。日本ハム野村佑希内野手(24)が、28日の開幕西武戦(ベルーナドーム)に向け、意気込みを口にしました。昨年11月のファンフェスティバルで新庄剛志監督(53)から「開幕4番」の指名を受けてから4カ月。大きな期待を背負い、まずは与えられた15試合のチャンスで結果を出し、真の4番への道を駆け上がります。

プロ野球

◆野村佑希(のむら・ゆうき)2000年(平12)6月26日、米ミシガン州生まれ。父の仕事の都合で3歳まで米国で暮らし「ジェームス」というミドルネームを持つ。帰国後は群馬・伊勢崎市で育つ。花咲徳栄では高校通算58本塁打を放ち、17年に2年生4番として夏の甲子園優勝。18年ドラフト2位で日本ハムに入団し20年6月19日西武戦で1軍デビュー。23年には自己最多125試合に出場し、13本塁打、43打点を残した。プロ通算394試合、打率2割5分4厘、31本塁打、143打点。187センチ、93キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸4300万円。

昨年11月のファンフェスティバルで、新庄監督から開幕4番を指名された

昨年11月のファンフェスティバルで、新庄監督から開幕4番を指名された

開幕4番「『そろそろやれよ』そういうものも感じた」

―「開幕4番」と聞いたときの心境は

(ファンフェスで)初めて聞いたので、驚きと、手放しに喜ぶっていう感じでなかったかなと思いますね。結果を出してないので。出している人が優先的にチャンスをいただくべきだと思いますし、そういう結果がすべての世界なので。

チャンスをいただけるのはうれしいことですけど、同時に他の人のチャンスを奪ってしまう状況にはなるので、そのへんの申し訳なさと言ったらあれですけど、そういう思いもありました。

―葛藤みたいな

葛藤、まあ「いいのかな」みたいなのはありました。

―責任感が芽生えた

どっちにしろやらなきゃいけないんですけど、まあ、そういう他の人のそういうものを奪ってしまっているというのをちゃんと理解して、しっかり責任を背負いながらできたらいいなと思います。

―期待も感じた

期待も、もちろん感じましたし、それ以上に「そろそろやれよ」じゃないですけど、そういうものも感じたというか。

当たり前のように自分の中でも「活躍しないといけない」と思ってましたし、それができてない現状に対するものもあるので、いろいろな思いがあります。

―0か100か、中途半端はないと言っていた。プロ人生をかける思い

もちろんそうですし、状況的に試合数もあれだけ(15試合と)はっきり明言されてて、最後まで1軍にいるというのは、チームの戦力となって活躍しているということですし。

逆にダメなら1軍にはまずいないと思いますし、それこそこのチームにいれるかどうかも分からないレベルだと思うので、そういうチャンスのもらいかたをしていると思うので、そういう意味での0か100です。

開幕4番へ、あらためて決意を語った

開幕4番へ、あらためて決意を語った

動作解析「一番は自分を知りたいなと」

―動作解析の結果と変えたこと

1つは現状を知るというのが一番というか、あくまで僕の中では一つの選択肢。そこに依存しようとも思ってないですし、今の自分の状態を知って、数字として表したときにどういう評価を得られるかというのを知りたかったというのと、そこでいろいろオフは変えながら、そういう動きを目指しながらやっていって、試合に入ったら徐々にいいほうに自分で変えていければいいなと思っていて、まあ、一番は自分を知りたいなと思いました。

―知らなかった自分はいたか

ある程度はイメージ通りではありましたけど、はっきりと数字で表すことはなかったので、こうなっているんだなと思う部分もありますし、こうした方がいいという、基本的に改善点を挙げてもらえるので、こうした方がいいと自分で理解しながら、オフはやった感じですね。

3月21日、ヤクルトとのオープン戦で適時打を放つ

3月21日、ヤクルトとのオープン戦で適時打を放つ

「手を使い過ぎ」をオフ改善

―具体的に変えたことは

僕の場合はちょっと手が強かったというか、下がまったく使えてなかったわけじゃないですけど、結果足がうまく使えてないのと、手を使い過ぎという評価を受けたので。

そこの改善に取り組みながら、オフは心地悪さとか自分の中で気持ち悪さがあっても、嫌がらないでやろうと思ったので、その辺ですかね。

―手を強くというのは、早く始動してしまうということなのか

早く始動、まあ簡単に言えばそうすかね。早く始動してしまうという。ちょっと手が先行している。

―手が早く始動することのデメリットは

単純に絶対に手が残ってた方が絶対(打てる確率が高まる)。動き出しの部分で手が残らずに早い(始動になる)ということは、それだけ(投球されたボールと)距離が縮まってしまうので、(スイングが)止まる、止まらないのギリギリのところで止まれなかったりとか、っていうのがあると思うので。

―コンマ何秒かの世界

そうですね、ほんとに。

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1973年7月生まれ、茨城県水戸市出身。水戸第一、早大卒。06年、北海道日刊スポーツ新聞社入社。09年からコンサドーレ札幌担当を8年務め2度のJ1昇格を経験。17年からアマ野球担当、23年から日本ハム担当。
中学まではサッカー、両親が指導者だった影響で高校、大学はフェンシングに励み00年富山国体出場。パリ五輪フェンシング団体金メダルメンバーの永野雄大選手は従兄弟の長男。
学生時代までは野球とほぼ縁のない人生だったが、中1で初めて後楽園球場での巨人阪神戦に連れて行ってもらい、財布を落とす。岐阜県恵那市の方が神田の警察署に届けてくださり、2000円ほど入った財布を、倍以上の交通費をかけて、水戸から東京まで受け取りに行った苦い経験あり。