【職人解説付き】カブス今永昇太 MLBでミズノ製用具を使って戦う思い

メジャー2年目を終えて帰国したカブス今永昇太投手(32)と4年目を終えた鈴木誠也外野手(31)が、来季に向けてのグラブやスパイクなどの調整を行うため、12月5日に大阪市のミズノ本社でブランドアンバサダーミーティングに参加しました。そこには、大リーグで1年間戦うため、細かい部分へのこだわりが、たくさん詰まっていました。

まずは、今永投手の一問一答をお届けします。同社の早川クラフトマンにも話を聞きました。

MLB

★今永投手が語った主な内容

  • グラブに指を入れるリングをつけた狙い
  • ウエアは「着てない感覚」が一番欲しい
  • スパイクは厚底より日本時代のもので剣を長く

◆今永昇太(いまなが・しょうた)1993年(平5)9月1日、福岡・北九州市生まれ。北筑では甲子園出場なし。駒大3年秋に東都リーグでチームを26シーズンぶり優勝に導きMVP、明治神宮大会でも優勝。15年ドラフト1位でDeNA入団。22年6月7日日本ハム戦でノーヒットノーラン達成。日本代表では19年プレミア12優勝。23年に優勝したWBCでは米国との決勝で先発し2回1失点で勝利投手。同年、最多奪三振。オフにポスティングシステムを使ってカブス移籍。NPB通算165試合、64勝50敗、4ホールド、防御率3・18。メジャーでは2シーズンで通算54試合、24勝11杯、防御率3・28。178センチ、79キロ。左投げ左打ち。

5日 ミズノのブランドアンバサダーミーティングに参加したカブス今永(中央)

5日 ミズノのブランドアンバサダーミーティングに参加したカブス今永(中央)

メジャーで1年間戦うための、細かい部分へのこだわり

―グラブを小さく戻した狙い、指のリングをつけた狙いは

小さくはしてなくて。去年大きなサンプルを作ってもらったので、普通に戻したといいますか。今年の試合で使っていた同じ大きさのサンプルを用意していただいた。

あと、リングをつけるのは手がグラブの中で遊ばないように、なるべく一体感が欲しいので。手の動きと、グラブでラグが生じてしまうと力みにつながってしまうので。それを選手にもリングの効果を聞きながらやらせていただいた。

―誰に聞いたのか

リングをつけてるグラブが何個かあったので。ピッチャー用なんですけど、大体、野手の方がつけるかなと思ったんですけど、ピッチャーでつけてる選手がいたので。それをちょっとはめてみたら、すごくいいフィーリングだったので、ちょっと試してみようかなと。

―グラブの小指部分に2つ指を入れる時と、1本入れる時を使い分けてると聞いた。どういう使い分けをしているのか

その時にどっちがコントロール良くボールを投げられるかというところで、たまに感覚を変えたりするので。タイミングとかっていうのはないんですけども、試合前にフィーリングが悪かったら普通に5本に入れてみたりとか。

ちょっとまた合わなかったら小指2本にしてみたりとか、いろんなバリエーションでやってます。

―新しいグラブはもう使ったのか

まだですね。今回初めてその要望を出させてもらったので、また1月とかに仕上がってくると思います。

―色へのこだわりは

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野球

斎藤直樹Naoki Saito

Kanagawa

1973年、横浜市生まれ。金沢高ー早大。97年日刊スポーツ入社。整理部、関連会社出向、グラフィックス班を経て、静岡支局で常葉学園菊川の甲子園優勝を見届けた。
08年から野球部。記録担当(セイバーメトリクス)、アマチュア担当、遊軍、NPB担当、デスク、DeNA担当を経て、現在はMLB担当。24年はドジャースの韓国開幕戦と地区優勝を現地で見た。訪問したメジャー球場は9。全球場制覇とファンタジーキャンプ参加が夢。著書に電子書籍「メモリー球譜」。
趣味はファンタジーベースボールと城めぐり、株式投資。最近はジムでの筋力トレーニングと少年野球のコーチに、はまっている。