【三宅星南の言葉】高橋大輔にマリニンに刺激「自分もまだまだできる」/Sアメリカ

【ノーウッド(米国)=阿部健吾】 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカで8位の三宅星南(20=関大)がフリーから一夜明けた23日、現地取材に対応。「もっと自分のことを信用してもいいかな」と、自信を持ち、上を目指していく誓いを立てました。

フィギュア

<フィギュアスケート・グランプリシリーズ第1戦スケートアメリカ>男子シングル:三宅星南8位

【男子シングル成績】


順位選手SPフリー合計
1マリニン86.08 194.29 280.37
2三浦佳生94.96 178.23 273.19
3チャ・ジュンファン94.44 169.61 264.05
4グラッスル88.43 169.25 257.68
5サドフスキー78.15 147.26 225.41
6チウ71.58 148.32 219.90
7カペイキス74.29 145.21 219.50
8三宅星南77.87 137.87 215.74
9島田高志郎62.54 152.58 215.12
10トラン64.99 134.69 199.68
11セレフコ75.75 116.05 191.80
12カリーヨ69.18 119.10 188.28
フリーの演技をする三宅(ロイター)

フリーの演技をする三宅(ロイター)

「がむしゃらに上を目指したいなって」

――試合を振り返って

三宅 やっぱり、いま、昨日のフリーを終わって一番感じているのはやっぱり悔しいな、残念だったなっていうのが、すごい率直な感想なんですけど、この大会に出させてもらえて演技できたっていうのは本当に良かったなと思います。

――フリーは普段の練習に比べて何%ぐらいの出来ですか

三宅 練習でもミスはあるんですけど、それでもやっぱりもう少しスケート、ステップの部分だったり、もっと練習の方ができてたなと思いますし、後半の3つのジャンプはだいぶ固まってきた部分で、練習をしっかり積めていたところなので、そこができなかったのは本当に悔しい。自分の弱さっていうのを感じました。

――昨日よりも悔しい実感がありますか

三宅 そうですね。点数を冷静になってみた時に、一番具体的なところだと、3回3回転をつけれたなっていう部分。映像を見ても、自分ではその時につけれないかもと思ったんですけど、全然つけられるジャンプだったなって。迷いとか、もうそこで失敗してもいいからつければ良かったなっていうところもあって。その1本でだいぶ点数が変わって、点数と順位が変わったなとあらためて振り返ってみると、すごい悔しいですし、今後に絶対生かしてやるって思いました。

スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。