【坂本花織の言葉】元気がもらえるカオちゃんワールド!お祭り写真も30枚/八戸国体

2連覇がかかる世界選手権(3月、さいたまスーパーアリーナ)へ、坂本花織が連戦を続けながら完成度を上げてきました。ショートプログラム(SP)、フリー、合計得点ともに、本人もびっくりの高得点で優勝。国際スケート連盟(ISU)公認の自己ベストを上回りました。兵庫県代表としても、三原舞依との最強コンビで優勝しました。

フィギュア

〈八戸国体 成年女子シングル:優勝 都道府県対抗:優勝〉

国体成年女子シングル上位成績


順位選手SPフリー合計
1坂本花織81.50157.13238.63
2渡辺倫果60.14148.49208.63
3三原舞依77.10130.01207.11
4山下真瑚70.01123.18193.19
5住吉りをん68.13122.52190.65
6江川マリア58.67123.25181.92
7三宅咲綺62.96117.19180.15
8横井ゆは菜55.12122.77177.89

■坂本花織 国体フォトコレクション■

表彰式後の記念撮影。左から坂本、渡辺、三原

表彰式後の記念撮影。左から坂本、渡辺、三原

「勝ちに来てるんで!」「横文字!横文字!」/SPを終えて

――得点は80を超えましたね

坂本 (中野)先生に最初送り出される時に「シーズンベスト超えてきてね」と言われて。それをしっかり達成することができたので、内容的にも満足かなと思います。

――6分から仕上がりが早いなと思いましたが、SPは自信をもっていますか

坂本 まだショートはフリーに比べてちょっと不安要素がある。ちょっと今日も若干不安ではあったんですけど、でもとりあえずショートを乗り切れればフリーはなんとかできると思っていたので。今日ショートをきっちりそろえられたのでそこはすごく大きかったかなと思います。

――得点は

坂本 ちょっとびっくり。

少年女子フリーで演技をした重田(兵庫)を応援する坂本(右)

少年女子フリーで演技をした重田(兵庫)を応援する坂本(右)

――不安がありながらもこの結果ですね

坂本 とにかくここでいいイメージで試合の感覚をつかんで終わって、世界選手権に向けての練習につながるような試合になればいいなと思っているので、まずスタートダッシュはよかったと思います。

――世界ユニバーシティ冬季大会(米国)から時間がない中でしたが

本文残り82% (3343文字/4080文字)

スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。