【みんなでつくる氷現者/村元哉中〈4〉】「やりたいこと、1つ1つが夢だと思います」

日刊スポーツ・プレミアムでは「氷現者」と題し、フィギュアスケートに関わる人物のルーツや思いに迫っています。

記念すべき第1回の配信は2022年10月10日、午前10時10分。日刊スポーツ・プレミアムが誕生した、その日から毎週月曜日の連載が始まりました。

あれから1015日。

2025年7月21日からの「氷現者」は第50弾特別版として、記念すべき第1弾に登場した村元哉中さん(32)の、その後をたどっています。

皆さんからいただいた質問を手に取材し、お届けする4回連載。

最終回はプロ転向後の日常生活、未来に向けた思いに迫ります。(敬称略)

フィギュア

【みんなでつくる】質問#19

現役時代と変わらぬ、いやそれ以上に素晴らしいパフォーマンスを見せてくださっていますが、トレーニングや食事で気をつけていることはありますか

【みんなでつくる】質問#20

振付師以外にやりたいことはありますか? スケート以外の表現(フロアダンス、お芝居など)に挑戦する予定はありますか

【みんなでつくる】質問#21

最近いちばん笑ったことはなんですか

【みんなでつくる】質問#22

現役中は食事にも気を遣われていたかと思いますが、引退後に食べて感動したものなどはありますか

プロスケーター、振付師…。

多忙な時期は西へ、東へと移動が続き、スケジュールが時間単位で埋まっていく。

村元が大事にしているのは、ストレスをためすぎないことという。

「現役の時と比べたら、食事面への意識は若干緩くはなっています。そんなに制限、ストレスはためないように好きな物は食べています。ただ、ショーの前は食事もバランス良くとるようにして、トレーニングにも通います」

基本的には月曜日から金曜日の週5日、午前に1時間程度は氷に立つ。日常と一線を引き、心地よい感覚を楽しむ時間にしている。

「ショーの前はショーの練習もしますが、何もない時はエクササイズや、ターンの練習をしています。氷に乗るだけで楽しいです。たまにボーッと周回して終わる日もあります。それもいい時間になっています」

5月31日、「IGアリーナ」開業式典のオープニングアクトに登場

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最近は陸上でのダンスにも取り組み始めた。

「ダンスを極めたいです。これまでちゃんとしたダンスを習ってきたことがなかったです。(2018年平昌五輪シーズン後の)何もやっていない時期はアメリカに行って、いろいろなダンスのクラスを受けていたのですが、その時に本格的に習う経験を初めてしました」

ダンススクールの会員となり、時間を見つけては、都内のさまざまなスタジオに通う日々だという。

スケート界での認知度に対し、スクールでは「気づかれることは、ほとんどないです」と笑い飛ばす。

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。