【札幌レター〈29〉】遅れてきた大物が初陣 大森真吾、今すべきことと描くキャリア

北海道コンサドーレ札幌の期待のルーキーが、ついにプロとしての第1歩を踏み出した。順大から今季加入したFW大森真吾(22)が8月26日J1第25節川崎フロンターレ戦でプロデビューを果たした。ケガからスタートしたプロキャリア。これからどんどん輝いてみせる。

サッカー

東福岡高-順大、世代別代表も経験のルーキー

8月26日J1川崎F戦、後半35分からピッチへ。プロデビューを果たした大森真吾

8月26日J1川崎F戦、後半35分からピッチへ。プロデビューを果たした大森真吾

大森真吾(おおもり・しんご)

2001年(平13)2月9日生まれ、福岡県出身。兄の影響で5歳からサッカーを始める。神理FC-小倉南FCジュニアユース-東福岡高-順大をへて、23年札幌入り。19年U-18日本代表、20年U-19、21年U-20日本代表候補合宿参加。181センチ、77キロ。右利き。

8・26川崎F戦、後半35分ピッチへ

大森はプロ初出場した川崎F戦を思い起こしながら、冷静だった。喜びに浸る暇もなく、ひた向きだ。

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スポーツ

保坂果那Kana Hosaka

Hokkaido

北海道札幌市生まれ。2013年から高校野球などアマチュアスポーツを担当し、2016年11月からプロ野球日本ハム担当。
2017年12月から北海道コンサドーレ札幌担当。冬季スポーツの担当も務め、2022年北京五輪ではノルディックスキー・ジャンプや複合を取材。