昨年の女子獲得賞金1位で優秀女子選手にも選ばれた小野生奈(30=福岡)が、地元のPRに一役買う。4月、福岡県古賀市の「水の特命大使」に選ばれ、5日に就任式が行われた。地元の大使に選ばれ「水は人間が生きていく上で重要なもの。古賀市で育ててもらった恩返しの機会をいただきました。市民の皆さんや未来に向けて水の大切さを伝えていきます」とコメント。今後は8月1日の水の日に向けてポスターを作成したり、全国24のボート場がある自治体と交流をするそうだ。

就任式典で田辺一城古賀市長(左)と握手する小野生奈
就任式典で田辺一城古賀市長(左)と握手する小野生奈

さて、観光大使、ふるさと大使などはよく聞くが、水の特命大使って何? 古賀市によると、福岡県内では渇水が続いており、水の大切さを伝えるとともに、併せて古賀市の魅力もPRしていくのが役目とのこと。ボートレースは水との関わりが深い競技だし、小野は古賀市出身。これ以上ない人選ではないだろうか。

最近でも福岡のダムの貯水率が下がっているというニュースは目にした。正直、節水を今まで強く意識してなかった。しかし、自分の仕事に関わる人がPRするとなると意識は高まる。小さなことだけど、歯磨きの時に水を流しっぱなしに、もうしません。