F2の足かせも何のその。田村隆信、吉川元浩が、ときに的確なスタートを織り交ぜながら準優に進出してきた。特に田村は4号艇で枠なり濃厚となったが、枠決定前は「5、6枠なら3度も」とチルトMAXをにおわせ、勝負師の一面をのぞかせた。

 田村は「全体にいい」、吉川も「見ての通り、足は問題ない」とパワー十分。際どいスタートは行けなくとも、準優11RはF2勢が勝負の鍵を握る。