新田雄史(36=三重)が、会心の3コースまくり差しで、17年住之江大会以来、3度目のSG優勝を飾った。

反省と決意が実った。優勝戦は11月の多摩川チャレンジカップと同じ3枠。「チャレンジカップで中途半端なターンをした。走る前からまくり差しと決めていた」。腹をくくり、思惑通りの絶妙はハンドルが入った。「今日のターンは完璧でした」と胸を張った。

それでも今回はグランプリ1stで敗退した悔しさはつのる。「努力をして来年は自分が決定戦(グランプリ優勝戦)の1号艇で乗れるように」と誓った。