【津波謙次・大波小波スペシャル】

◆12R:ドリーム

ボート界はSG桐生チャレンジCが終わり、いよいよ年末の住之江1億円決戦が迫ってきた。SGグランプリ直前の7日間シリーズは、序盤2日間でスペシャルを担当。的中させて、28日からの平和島出張(プレミアムG1)に勢いを付けたい。

初日12R「増田有華ドリーム」は、1枠丸岡正典で堅い。手にした75号機は、9月G1高松宮記念で西島義則が大整備を施してから一変!出足関係は上々で、前回の権藤俊光も節一のレース足で優出(5着)した。丸岡自身も手応えに不満はなかった。「前検の感じは良かった。エンジンは前回の評価とかを気にせず、ペラ、調整とも自分のやり方でいく。自分を信じる」。個性派ぞろいの85期銀河系軍団らしく、周囲の声に惑わされない。早くも出足、行き足が好感触なら、インで負けるシーンは想像できない。

相手探しに絞る。対抗には5枠渡辺浩司を推す。複勝率33・5%の平凡機を手にしたが、こちらも心配無用。「(乗った感じは)違和感がなかったです」。5コースから、伸びの弱い石田政吾を押さえて鋭く割り差す(1)(5)流しが本線。押さえに(1)-流し-(5)を加えて8点でも利ざやは十分だ。