【前検リサーチ】

今節は一般戦ながら豪華メンバーが集結した。初日メイン12R発祥地選抜戦は、SGウイナーの片岡雅裕が1枠に座る。駆る「73」は複勝率34・6%の中堅機。前検スタート特訓では、重たさが残り気配は乏しかった。ただ、近況はリズムが良く、片岡なら底上げが期待できる。初日は6Rとともに好発進を目指す。

他の選抜組では、田中信一郎が30日間のフライング休み明け初戦。相棒となる「70」は近況、目立った活躍こそないが、特訓の動きは悪くなく、複勝率15・9%以上の動きを見せた。

予選組では、A1級勝負駆けの森定晃史が好ムード。足合わせから分が良く「36」は、ターン回りが上向けば大崩れはなさそう。川原祐明が6秒81の前検1番時計をマーク。「17」は伸び寄りで、回り足も水準をクリア。欠点は見当たらず本番の走りに注目したい。A2級勝負駆けの地元・樋口亮は、全体的に平凡で機力の底上げが急務だ。