ボートレース各24場には、さまざまなキャラクターがいる。多彩なキャラたちが来場者を出迎えてくれる。

児島ボートにもメインキャラクターとして、3号艇のカポックを着たアヒルのガァ～コがいる。何げなく見ていたが、よく考えると彼のことをよく知らない！　そんな、彼がいつ登場したのかなどが気になり調べてみた。

児島ボートのメインキャラクター・ガァ～コのロゴマーク

ガァ～コが初登場したのは1984年9月。当時はまだ名前がなかった。ただ、約40年と歴史は長い。2000年9月ごろに名前を一般公募して、同年11月発行のファンクラブ会報誌JOY第69号で「淡水でも海水でも乗りこなすスーパーアヒル。夢はボートレース王国・児島の復興」とし、名前入りで登場したという。

彼には、ガールフレンドとライバルが存在する。ヒロインキャラクターのクラリスはガァ～コの彼女？　とのこと。ライバルは4号艇のゼットン（ペリカン）で、パワフルなレース運びで、ガァ～コと激闘を演じるという。

その他にもまだまだいる。1号艇のコジロー（ツバメ）、2号艇のカラッチ（カラス）、5号艇のポポ（ハト）、6号艇のマックル（カモ）と、選手仲間がたくさんいる。彼らの名前は、「ボートレース児島60周年記念　キャラクターネーミング」の応募で決まったそうだ。

児島ボートのキャラクターは大所帯なうえ、ガァ～コは40年選手と大ベテラン。催事関係で登場したり、紙媒体や映像などでもガァ～コは活躍している。

個人的意見だが、名前や性格が付けられると、彼らに魂が宿ったような気になる。「このキャラを見られるのは、ここだ」と印象づけるのも大切で、いかにガァ～コが活躍しているかが分かる。そんな彼をこれからも応援したい。【前原一樹】