矢口啓一郎が1予2Rで2着に入り、昨年4月西武園以来のG3・1予突破を果たした。

 引き揚げるなり「緊張した…。ずっと1予を突破できていなかったから。諦めが悪くなったね」と笑わせた。群馬の副支部長としての公務も終わり「これからは競輪で頑張るしかないでしょう」と前を向く。弥彦は12年の寛仁親王牌でG1初の決勝進出(6着)を果たした思い出の舞台。1予に満足せず、決勝まで突っ走る。