準決で無念の落車に終わった菊池岳仁(22=長野)が、最終日に地元G3初勝利をマークした。

落車で右肘、臀部(でんぶ)、下腿(かたい)擦過傷を負ったが、最終日も出走。9R特選は、前受けから突っ張り先行で、そのまま押し切った。「昨日(準決)情けないレースをしたので、地元で1着を取れればなと思っていた」と振り返った。次走は8月9日からの西武園G1オールスター。「1走するのとしないのでは違うと思う。大きいレースが待っているし、体を回復させて臨みたい」と締めくくった。