【藤代信也のGP・3番勝負】

 ◆11R:ヤンググランプリ 同県の栗山俊介を引き連れる元砂勇雪が、先行に徹しそうだ。渡辺雄太も、地域違いとはいえ杉森輝大に付けてもらうからには、積極的に動く。両者のたたき合いを誘って、川口聖二がまくり一撃を放つとみた。

 輪界を代表する若手の精鋭がそろうが、S級での優勝実績を持つのは川口だけ。しかも今年9月・函館、11月・松山(ともにF1)と2回あるのだから、明らかに性能は上位だ。

 落車の影響で一時は調子を落としていたが、松山での優勝をはじめ近況は上向いている。好機に仕掛けて押し切り十分。川口が早めに動くと、追走・谷口遼平の逆転まである。

 単騎とはいえ野原雅也の機動力は脅威。杉森や栗山の前残り、野口大誠の絡みも警戒したい。

 3連単で(3)-(4)(1)(5)(7)-(4)(1)(5)(7)(9)。押さえで(4)(1)-(3)-(4)(1)(5)(7)(9)を買う。