【栗田文人・車券放浪記】
◆11R:ゴールデンレーサー賞 かつて日刊スポーツ評論家として健筆をふるっていた故鈴木保巳氏宅で、弟子の福島正幸氏が勝った74年第1回GR賞の優勝記念盾を見たことがある。重厚な造りで、あらためて重みのあるレースだと感じた。
岩本俊介(37=千葉)で勝負だ。
注目された佐藤、稲川の位置取りは、佐藤が「3番手より番手」と浅井後位を、稲川は単騎を選択した。これで単騎を除いて4分戦となり、ラインの有利、不利はなくなった。
GR賞は準決フリーパス。ベテランの域に入った平原、浅井は「自分のタイミングが来れば」というスタンスだろう。他方、清水と郡司は準決、そして決勝を見据えて力と存在感を示したいところ。2日目特選でまくりになった清水の先行が濃厚だが「今開催は深谷(知広)さんや松井(宏佑)君がいないのでね」と言う郡司の「自力」にかけるウエートはいつにも増して大きい。2日目特選で松浦相手に見せた先行同様に、清水に対しても真っ向勝負に出ることは必至だ。
となれば、展開は番手岩本に向く。初日特選ではあおりを受けながらまくり上げて小差の2着に入っており「状態はいい」のコメントは素直に受け取っていい。「どちらも動けるので自分が前でも良かったけど、グンちゃん(郡司)の方が足があるので任せました。ハハハ」と終始リラックスムード。重みのあるレースを肩の力が抜けた癒やし系が制することも、長い歴史の中ではあっていい。
3連単は(8)-(2)(1)(9)-全。






















