ミッドナイト競輪の1開催の売上が初めて6億円を突破した。

 20日に開幕した今シリーズで、初日1億9662万100円、2日目2億386万3500円、最終日2億371万4700円を計上。合計6億419万8300円で大台到達となった。

 なお、2日目は一日の売上として初の2億円達成。

 昨年12月には奈良が初めて1開催5億円に乗せたが、今年はミッドナイト競輪のパイオニアである小倉が貫禄を見せた。

 ミッドナイト競輪は、ナイターが終わった後の午後9時から11時30分ごろに行われているレース。仕事で遅くなっても、自宅で寛いでいる時でも、楽しめる。こうした新たなスタイルの提案とともに、11年にスタートした。

 当初8000万円程度だった一日の売上は右肩上がり。最近は1億7000万円台~1億9000万円台を日常的に記録するなど、人気は高まる一方だ。

 残る年内の開催は佐世保(23~25日=A級1・2班戦)前橋(26~28日=チャレンジレース)武雄(29~31日=ガールズケイリン&チャレンジレース)。小倉に続く勢いが見られるかどうか、注目される。