選抜3Rは荒木伸哉(39=静岡)が2角5番手からまくり切って前期S級の実力を示した。

 清水一幸との2分戦で荒木としてはインで粘るか、まくるかの2通りの作戦が考えられたが、荒木は正攻法からあっさりと5番手に下げての真っ向勝負を選択。

 「最近、無駄な足を使って結果を出せていなかったのでイン粘りは考えていなかった。まくれたけど結構、波を作られたのできつかったですよ」。

 それでも最後は力でねじ伏せて「これをきっかけにまた頑張りたい」と話した。