先行職人の岡嶋登(33=大阪)が2日目1Rで、本人いわく「2、3年ぶりぐらい」のまくり勝ちを決めた。打鐘で内から先行しようとしたが、出切れず3番手。だが最終2角から仕掛けると、一瞬にして前団をのみ込んだ。

 かつて全プロ4キロ個人追い抜きで3連覇を果たした高いポテンシャルの持ち主。同期の奥出健士郎を連れてのワンツーフィニッシュに「今日は(車が)出ましたね。でも、もうこれで(まくり勝ちは)一生ないでしょう」と口も滑らかだった。最終日は持ち味の先行勝負で連勝を狙う。