選抜3Rで徳丸佳克(58=兵庫)が、先行した元砂海人の3番手から直線強襲して久々の勝利を決めた。

「元砂が主導権を取ってくれて3番手でも余裕があったので、もしかしたらチャンスがあるかもしれないと思っていた」と快勝のシーンを振り返った。

実は昨年3月末に落車して肋骨(ろっこつ)5本骨折と肺気胸の重傷を負った。しばらくは体調が戻らず大敗が続く苦しい時期が続いたが、ようやく光が差し込んできた。最終日もベテランの走りは目が離せない。