113期の大城慶之(35=大阪)が打鐘先行から粘り込み、2着で準決進出を決めた。

「初めての(A級1、2班での)7車立てのレースだったのでペースが分からなくて…。最後は絶対に駄目だと思った。何とか残れて良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。「予選突破が目標だったので準決は気楽に走れます」と謙虚に話した。

26歳から一念発起して9度の受験を経てレーサーになった苦労人。次はは10月の京王閣に続く2度目の決勝進出を狙う。