チャレンジ戦は115期の新人4人が参戦しているが、競走得点トップの田上晃也と好勝負を演じそうなのが、磯島成介(20=青森)だ。

兄は康祐(105期)、叔父は坂本勉(57期、引退)という輪界のサラブレッド。八戸工時代には、全国高校選抜で1キロTTで優勝している。デビューして12場所で優勝5回。安定した成績を残しているが、現状には「足がないです」と即答する。「まくりでは勝てるのに、先行では勝ち切れていないから」と理由を明かした。競輪学校(現選手養成所)入学試験以来の小倉のバンクで、どんな逃走劇を見せるだろうか。