119期の新人・金田涼馬(23=神奈川)が、本格デビュー戦をほろ苦い勝利で飾った。

チャレンジ予選3Rは、赤板前から押さえて逃げ切った。しかし、後ろを競らせたことで「(番手)山城(光央)さんと、(3番手)落合(豊)さんに迷惑をかけてしまった」と反省。「ルーキーシリーズと違って、周りを見ながら走らなくてはならないので、きついですね」と滴る汗を拭った。

趣味で始めた自転車に夢中になったが、選手養成所合格までに3度の受験を要し、人知れず苦労も経験した。師匠の内藤秀久からは「バックを取る競走をしろ」と言われており、チャレンジ準決3Rは1着を取ることはもちろん、内容にもこだわりたい。

◆ミッドナイト競輪・無料予想紙ニッカンPDF新聞を公開中!ここを押すと読めます◆