売る側から乗る側へ-。115期の異色選手・勝谷勝治(30=三重)が青森に初出走する。

学生時代は競技のチームスプリント、ポイントレースで活躍したが、中大2年で「もうやり切った」と中退。自転車店に就職し、店長まで務めた。

だが、自転車を売ったり勧めたりしているうちに再び自身も乗りたくなり、5年後に選手になることを決意。2度目の受験で選手養成所に合格した変わり種だ。

「いつも師匠の(柴崎)淳さんや浅井(康太)さんにお世話になっています。ダッシュ型なのか地足型なのか、まだ自分でもよく分かっていませんが、とにかく自力で頑張ります」と目を輝かせる。

予選6Rで、あいさつ代わりの先行勝負に出るか、注目だ。

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