橋本祐司(36=青森)が地元の意地を見せる。

チャレンジ準決4Rは前を任せた新人が不発に終わり、自らまくり上げて内から張られる厳しい展開。何とか4着に残り、13場所連続の決勝進出を決めた。

「突っ張られてから(前が)中団で粘るかと思ったが、まさか一番後ろまで引くとは思わなかった。きつかったけど、とりあえず良かった」と安堵(あんど)の表情。前日からシューズの部品を換え、サドルを微妙に下げたことで「だいぶ良くなった。あの展開でも耐えられた」と手応えは感じている。

決勝は単騎で戦う。「位置を取って、そこから」と今年初Vに照準を合わせた。