斉藤由紀(35=愛知)は後輩への助言を自身の成長にもつなげている。

豊橋ガールズ1期生として、最近は後輩の相談に乗ることが増えた。「人にアドバイスする、アウトプットするには、自分も理解していないといけないので勉強になる。それに、自分から後輩とかに声をかけちゃう。声をかけやすい存在でいたい」。今や豊橋ガールズの“聖母”のような存在だ。

ルーキーの山本さくらには、自身のけがの経験をもとにセッティングを修正してもらった。すると山本は、直後の岸和田で決勝へ進んだ。

自身も2場所前の伊東で4カ月ぶりに決勝進出と、効果はてきめんだ。「後輩に言う以上、頑張らないと」と笑顔で意気込んだ。