チャレンジ準決3Rは119期3人の激突となった。福元啓太と白井優太朗が激しく火花を散らし、その間隙(かんげき)を突いた神開一輝(28=福岡)が2角まくりで仕留めた。

神開は7月の本格デビュー2戦目で落車し、左鎖骨、肋骨(ろっこつ)など数カ所を骨折。休養欠場して、今回は約2カ月ぶりの実戦だ。

「しっかりと体を作ってきたので、落車前よりも力が付いたと思っています。やっと決勝に乗ることができたし、ここからがスタートと思って、同期対決の決勝でも頑張りたい」。初のファイナル進出で、気持ちを高ぶらせていた。