鈴木奈央(25=静岡)は中2日、中3日とタイトなスケジュールで当地入り。「こんなに詰まるのは初めてで、どう調整していいのかも、まだわからない。前回は中2日でも練習して疲れていたので、今回はケアしながらやってきた」。昨年末までナショナルチームに所属していたため、調整面はまだ手探りの状態だ。

ナショナルチームでは街道練習ばかりだったが、引退してからはバンクでのスピード練習がメイン。ケイリンに向けた練習ができるようになったことで「メンタル的に余裕が出た。レベルも上がっている」と胸を張る。

今回はなかなかの好メンバーだが「グランプリレーサーが3人いる開催もあったので、それに比べれば今回は誰にでもチャンスがある」と意に介さない。20年5月小倉から遠ざかっている優勝へ、予1・1Rで好スタートを切る。