決勝7Rこそ、ルーキーの勢いを示したい。参戦した122期3人でただ1人決勝に進出した河内桜雪(19=群馬)が「何もしないままでは駄目」と闘争心を言葉にした。

予1は中団に追い上げ、予2は前団を追ったまま。4着続きでの予選突破に「ラッキーです」と喜んだものの、本格デビューから3場所連続で挑む決勝は大外枠の不利が待ち受ける。ただ、長走路なりの誘導ペースや「宇都宮は大宮(ルーキーシリーズ決勝2着)と違って、外のコースは伸びない」とバンクの特徴も少し分かった。

走るごとに経験を積む注目株の戦法は「足を使ってでも前の方にいたい」と、まずは好位取りに活路を探る。戸田瑞姫とともにガールズ最年少19歳の挑戦に注目だ。