大ベテラン浦山一栄(50=東京)が1Rで“先行職人”ぶりをアピールした。

前受けから赤板で突っ張り、別線にまくらせず、番手にも差させず逃げ切り快勝。番手の阿部博之が「(道中で)差せるかな、と思ったけど(直線で)踏み直された。浦山さんが強かった」と脱帽する好内容。浦山自身も「昨日(6着)も(前に出てから)もっと踏んでおけば良かったね。今日は反省を生かしたよ。ジジイなりに頑張れた」と満足そうだった。「調子はいいのでね。頑張りますよ」。最終日も存在感を見せつける。