チャレンジ予選1Rは岡崎克政(37=岡山)が“二枚腰”の追い込みを決めた。レースは前で受けた久保光司が突っ張り先行。押さえ先行に出た新人の近藤雄太は何度も外を踏み込んだが出られない。5番手に下がって再びまくり返したが不発。それでも、近藤を追った岡崎が最後方から大外を鋭く伸び切った。「何かね、悔しいね」。複雑な表情で苦笑いした岡崎だが、苦しい展開を一気に突き抜けた動きは実に軽快。「準決は僕らしく頑張りたいね」。最後はちょっぴり笑みがこぼれていた。