チャレンジ予選1Rは121期の中山遼太郎(19=熊本)が、後ろ競りを尻目にマイペースに持ち込んで逃げ切った。

レースは中山に服部克久-高田隼人の熊本トリオが前受け。番手の服部の外には初手から樋口有樹郎-児玉利文が並走状態となった。だが、最終2角で服部が決着をつけると、そのままの順番でゴール。「後位が競りだったけど、落ち着いて踏めました」と中山は余裕の様子で振り返った。「久留米にはたまに練習に来ているし、いい感じで踏めた。準決もしっかり頑張ります」。引き揚げる足取りも軽やかだった。