45歳のベテラン藤田剣次(福岡)が来期は、20年前期以来3年ぶりのS級復帰を決めている。その前向きな気持ちが功を奏したのか、前回伊東の準決は関根健太郎を相手に鐘前の2角からカマして2着に粘り込んだ。「あれは狙っていましたよ」と秘密兵器をさく裂させた。

今回はまず予選7Rが出番になる。白井優太朗-芳野匠-武市和人の中四国ラインが本線になるが、競走得点上位の藤田は小岩哲也にスピードをもらって逆転を目指す。「しっかりクリアしたい」と意欲満々だ。