特選9Rの村田瑞季(26=京都)は、前回の岸和田も優勝しているように好調をキープしている。前期の競走得点はA級11位と優秀で、7月からのS級昇級を確実なものとしている。

「今期はA級で3位以内には入りたいと思っている。そのためにも、もっと成績を安定させたい」。5カ月後にはS級で走っている確率が高く、自身もそのあたりは意識している。

「先行して『ここは流しても大丈夫だな。足を残せて楽に勝てるな』という場面でも、流さないようにしている。ピッチを落とさず、直線で踏み直す足がないと、S級ではやっていけないと思う」。特選のライバルは前S級で同期の下井竜。“脚力診断”のためには、もってこいの相手だ。