チャレンジ一般2Rは、京王閣に縁のある2人でワンツーが決まった。

11年1月2日に当地で通算200勝を挙げた善方政美(48=福島)が前受けからそのまま逃げ切り、06年7月8日に当地でデビューした番手の嶋貫高大(41=宮城)が、広瀬裕道との競りをしのいで2着に流れ込んだ。

善方は「展開に恵まれました」と先行1車の有利な組み合わせを強調。嶋貫は「最近は内から競りにくる人が多いけど、広瀬さんは外から来てくれたところが格好良かった。重かったけど、勝ててうれしかった」と“競輪道”を通した先輩に敬意を表した。

最終日も善方は3Rで先行基本の自力。一方の嶋貫は2Rで、今度は自ら別線に競りを挑んで存在をアピールする。