ベテラン藤縄洋介(43=兵庫)が、123期の新人を破ってオープニングレースを快勝した。

チャレンジ予選1Rで、前団がもつれてペースが緩んだ瞬間を逃さずホーム手前から先行。そのまま逃げ切ると「展開に恵まれました。(番手の梶原秀庸に)『ゴチャついたら面倒だから(一気に)行きます』と話していた通りになってうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

今回は補充で2日間走った前場所名古屋から中2日の参戦だ。「(名古屋は)同県の中村一将さんから『(ホームバンクの明石)競技場は土日は使えんから行ってこい!』と言われたから行っただけなんですわ。一将さん、僕の点数(競走得点)のことなんか全然考えてへんけど、大先輩なんで逆らえなくて」と笑いを誘い「明日(準決)もできることをやります」と健闘を誓った。