チャレンジ戦では、123期ルーキー松田昂己(22=茨城)の逃げっぷりが目立っている。予選、準決と突っ張り先行で連勝。いずれも番手の坂本英一とワンツーを果たす好内容に、「準決は風が弱まり、先行への気持ちが強くなった。決勝も自分の力を出し切りたい」とさらに意欲が高まった。

今節は初めて、師匠の伊早坂駿一と前検から一緒の参加になった。「師匠から、いつもは開催が終わってからアドバイスをいただく。それが今回はレース直後。すぐに翌日のレースに生かせる」。

松田なりのアドバンテージを武器に、迎える決勝8Rは同期でやはり連勝で勝ち上がった望月嘉人の攻略が鍵。相手には1番車の望月紀男が味方するライン構成とあって、「後攻めからでも力を出し切れるように。頑張ります」と昨年12月西武園以来、5度目の優勝へ意気込んでいる。