大ベテラン・渡辺健(50=愛知)の闘志は衰えない。今期は決勝進出こそ3月福井(7着)の1回だけだが、21戦4勝、2着4回、3着3回で、勝率19・0%、連対率38・0%、複勝率52・3%のハイアベレージを残している。

今開催直後の16日には51歳になるが「一時期“気持ちが抜けているな”と感じたのでね。先(選手生命)はそう長くないので、“今、やれることはしっかりやろう”と気持ちを入れ直した」と言う。練習では若手の牛田樹希斗、内藤久文を始め、山口智弘、岡本総らにもまれ「もう1度S級を目指して頑張っている」と言葉に力を込めた。予選4Rは中部で小浦凪に付け、まずは準決へ駒を進める。