肋骨(ろっこつ)骨折明けの村上義弘(42=京都)が、悲壮な決意をにじませた。

 5月和歌山の全プロ記念で落車し、地元地区のG1に何とか間に合わせたが、万全とは言い難い様子だった。「もがけるようになったのは数日前。こういう状況なので走るかどうか迷ったが、応援してくださる方がいるので。自分のやることをやって頑張りたい」。初日11Rの白虎賞は三谷竜生-稲垣裕之の3番手回り。手負いの状態でも、懸命に食い下がる。