G1初決勝だった宿口陽一(37=埼玉)が、吉田拓矢のまくりを追い込んでデビュー16年目でうれしいG1初優勝を飾った。

レースは、松浦悠士が小松崎大地をたたいて主導権を強奪。バックから単騎でまくってきた山崎賢人を見た清水裕友は番手から出たが、合わせ切れなかった。その山崎を追ってまくり上げた吉田と山崎で最終3角過ぎからもがき合いに。吉田に続いた宿口が、最後は外を追い込んで初タイトル&グランプリ切符を手にした。

宿口は「直前の練習の感じは良かったが、まさかこんなふうになるとは…。ちょっと信じられない」と率直な感想を口にした。

2着はまくり切った吉田、3着には北日本3番手から強襲した守沢太志が入った。

2車単(8)(5)は6190円、3連単(8)(5)(9)は5万8660円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)