2着の平原康多は6番手だった最終3角から最内を急襲した。

 上がり9秒1で突っ込み、意地のV争いを演出。表彰式を待つ敢闘門裏では、京都の2人の間に立ち「この間に入れて幸せ」と笑った。「古性の位置が良かったですね。脇本のかかりがすごかったし、最後は村上さんに当たって失速してしまった。そのあたり、技術不足ですね」。これで賞金ランクは8位に浮上した。GP出場を射程に入れ、最後のG1競輪祭へと向かう。